こんにちは、ミナカです。
この記事では大和アセットマネジメントの投資信託「iFreeNEXT FANG+インデックス」について解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
iFreeNEXT FANG+インデックスの概要
iFreeNEXT FANG+インデックスの概要は以下の通りです。
ファンド名 | iFreeNEXT FANG+インデックス |
運用会社 | 大和アセットマネジメント |
設定日 | 2018.01.31 |
信託報酬 | 0.7755% |
決算日 | 1月30日 |
分配利回り | なし |
NISA成長投資枠 | 対象 |
NISAつみたて投資枠 | 対象 |
より詳しい情報は大和アセットマネジメントの公式サイトをご覧ください。
FANG+とは?
FANG+は、世界的企業Facebook(現在はMeta)、Amazon、Netflix、Googleの4社をメインに、米国企業10銘柄で構成された株価指数のこと。
メインとなる4つの企業の頭文字をとってFANGになり、そこに他の企業が追加されることでFANG+となるわけですね。ちなみに「ファングプラス」と読みます。
現代社会において私たちの生活にとても大きな影響力を持っている会社を厳選した指数ということですね。
これらの企業は米国の株式市場の上昇をリードしている存在です。
その企業たちに集中して投資することで高いパフォーマンスを目指しています。
iFreeNEXT FANG+インデックスの構成銘柄
iFreeNEXT FANG+インデックスの構成銘柄の上位10銘柄は以下の通りです。
銘柄名 | ティッカー | 業種 | 構成比率 |
---|---|---|---|
アルファベット | GOOG | コミュニケーション・サービス | 9.8% |
ブロードコム | AVGO | 情報技術 | 9.6% |
テスラ | TSLA | 一般消費財・サービス | 9.5% |
アマゾン | AMZN | 一般消費財・サービス | 9.3% |
マイクロソフト | MSFT | 情報技術 | 9.2% |
アップル | AAPL | 情報技術 | 9.1% |
ネットフリックス | NFLX | コミュニケーション・サービス | 9.1% |
スノーフレイク | SNOW | 情報技術 | 9.1% |
エヌビディア | NVIDA | 情報技術 | 9.1% |
メタ | META | コミュニケーション・サービス | 8.9% |
FANG+を構成する銘柄にほぼ均等配分といった感じですね。
この指数は銘柄の入れ替えも時々実施されています。以前は旧ツイッターなどが入っていたこともありますね。
パフォーマンスに応じて入れ替えが行われるので、常に成長している企業に集中的に投資できるのがiFreeNEXT FANG+インデックスの特徴かなと思います。
iFreeNEXT FANG+インデックスの信託報酬
iFreeNEXT FANG+インデックスの信託報酬は0.7755%です。(2024年4月時点)
指数に連動するインデックス型の投資信託のなかでは少し高めに感じますね。
性質が少し違うので、単純に比較できるわけではありませんが、例えばS&P500に連動するeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は信託報酬が0.1%を切ってきたりしますしね。
とはいえアクティブな投資信託と比べると十分安めではありますが。
iFreeNEXT FANG+インデックスとS&P 500指数やNASDAQ指数の比較
FANG+指数と並んで人気のインデックスといえばS&P 500指数やNASDAQ指数ですよね。
これらと比べて、FANG+はどのような特徴を持っているのでしょうか。
iFreeNEXT FANG+インデックス
FANG+インデックスは主にFacebook、Amazon、Netflix、Google、Appleなどの大企業を中心に構成されています。成長性の高い企業たちです。
そういった成長性の高い企業に特化して集中投資するのがFANG+に投資するということです。
S&P 500
S&P 500はアメリカの広範な産業をカバーしています。そのため、より幅広い企業に分散して投資することができます。
どちらかといえば比較的ボラティリティ(株価の上下)が低い傾向ですね。
NASDAQ100
NASDAQは主にテクノロジー企業や成長株を中心に構成されています。
したがって、S&P500より株価の上下は激しい傾向に。ですが高い成長性が期待される銘柄が多く含まれています。
3つを比べると
これらの指数3つを比較してみましょう。
過去のデータから見ると、FANG+インデックスはS&P 500やNASDAQ指数よりもリターンが高いんですよね。
設定日である2018年から2024年までの間で、FANG+は約300%というものすごいパフォーマンスを見せてくれました。
上がる時は上昇幅が凄いんですね。ただ、株価が下がる時の幅も大きくて、落ちる時もすごい勢いで下がっていきます。
つまり、高いリターンを狙う投資家にとっては魅力的な選択肢となりますが、その一方でリスクを理解し、適切なリスク管理を行うことが重要なんですね。
iFreeNEXT FANG+インデックスが向いている方
iFreeNEXT FANG+インデックスへの投資が向いている方は
- 米国のビッグテック企業に集中投資したい方
- リスクをとって高いリターンを狙いたい方
米国のビッグテック企業に集中して投資して高いリターンを狙いたい、という方に向いている投資信託と言えそうですね。
ただ、価格の上下がとても激しいことには注意が必要です。
リスク許容度が高くないといけないということですね。
ある程度のリスクを受け入れながら、ハイパフォーマンスを目指したいという方は、iFreeNEXT FANG+インデックスは選択肢の一つになるでしょう。
iFreeNEXT FANG+インデックスはビッグテック集中投資
iFreeNEXT FANG+インデックスについてご紹介してきました。
この投資信託は、米国を代表するテクノロジー企業10社で構成されたFANG+指数に連動する名柄です。
その特徴はなんといっても高い成長力。
NASDAQなどの指数よりも高いリターンを得られる可能性があるところが魅力ですね。
ただし、値上がりの幅が大きい反面、値下がりする時の幅も非常に大きく、激しい値動きになりやすいという特徴も。
リスクを受け入れることができるかどうかがポイントになります。
高いリスクを理解したうえで、ハイパフォーマンスを狙いたいという方は、ポートフォリオに加えることを検討してみては。
それでは、良い株式ライフを。